キーケース2
この前ベニヤで作成したキーケースを紹介しましたが、今回もキーケースです。
作成したのは前回のキーケースより前になります。
時系列でいうとこれは2代目になります、ベニヤは3代目です。
材質はヒノキで、セリアで購入しました。確か四万十川流域のヒノキだったような。
ヒノキの木目が美しかったので、最初は何をつくるか決めずに買ってきました。
奥がステイン+蜜蝋クリームで、手前が蜜蝋クリームのみです。
どちらも気に入っていますが、実際使用していたのは奥のステイン版キーケースを使用していました。ベニヤ版を作ってからは、出番はありません。
ステインは油性ではなく水性だからでしょうか、木目がぼやけた印象がします。せっかくのヒノキの木目の良さが出ていないような気がします。一方クリーム側は木目が強調され、木の表面もつややかになりました。
別の角度の写真です。
実はこれの前に2つほど失敗作がありました。1つは、鍵を取り付けるビスを打った時に下穴を開けていなかったために木が割れてしまったのと、完成後に100均の水性ニスを塗り乾燥させたのですが、濡れた手で触るとべたつくという失敗がありました。塗料のことをよく知らなかったためこんな失敗をしてしまいましたが、これを機に塗料について勉強をしてステインと蜜蝋クリームを買いました。このキーケースがステイン+蜜蝋クリームの最初の作品ということです。
話を戻しますが、このキーケースを使用してみていろいろと不満が出てきました。
まずは、板の厚さが厚いため結構ごついことです。
ベニヤのキーケースと比べると薄さが全然違います。
よく言えばがっしりしている、悪く言えばごつい。多少荒く使用しても大丈夫という点では優れているのかもしれませんが。
そして、キーケースの底がないためカギがくるくる回ってしまうということです。
鍵がブランコのようにぶらぶらしてしまうのです、これは結構気になりました。
ポケットの中でカギがケース飛び出したりするので落ち着かないというか…。
その辺の不満点を解消すべくベニヤ版を作成するわけです。
ベニヤ版と並べてみました。ちなみベニヤ版は2個目のやつです。
個人的にはベニヤ版が至高だと思っていますが、ヒノキはヒノキで別の趣があって好きですね。これは9㎜のヒノキなので5㎜くらいの板があれば、また作ってみたいと思います。趣味は木工ではありますが、趣味キーケース作りといっても過言ではありません。
今回はキーケース2ということで第3弾、4弾と続きます。