花活け2
さっそくキーケース風の花活けを作ってみました。
素材はセリアで買ったヒノキの板です。試験管もセリアです。
13、15、18㎜の木工用ドリルセットはホームセンターで購入しました。
上の穴は18㎜で開け、下の穴は15㎜で開けてあります。
試験管のサイズが15㎜でちょうど下の穴にはまるようになっています。
最初、下穴は小さくしていたのですが上と下の板の間隔が狭く安定せず傾いてしまうため、だんだん大きくして15㎜で落ち着きました。
塗装はブライワックス(ジャコビアン)です。
遠目から見ると悪くないですが、細部を見るとかなり荒い作りになりました。
簡単かなと思いきや作り直すこと3回目でようやっと完成しました。
1回目は18㎜のドリルで穴を開けるときに板が割れてしまいました。さらに下穴を開けても当て板を当てても板の表面が捲れあがってしまったり、ガビガビになったりとで苦労しました。ドリルの径が大きくなると難しいですね。
2回目は余っていた板も使おうと思いブライワックスを塗ってあった板を使ったところ、ちょっと押しただけでボンドを塗った部分が簡単に剥がれてしまいました。ワックスを削り、またボンドでくっつけようかと思ったのですがおそらく段差ができてしまうためスパッとあきらめて作り直すことに。
完成はしたものの、結局板を3枚費やしました。
製作費も安いし、反省を踏まえてまた作ってみたいです。
花活け(自作)
ナカオランプさんの花活けに刺激を受けて、自分でも花活けを作ってみることにしました。
蚤の市に出品されていた別のお店の花活けを参考にしました。
以前キーケースを作るのに買った杉の板をカットし、ブライワックス(ジャコビアン)を塗ってあります。
そして、試験管と黒い金具はセリアで購入しました。
思ったより感じよくできたと思います、これもブライワックスのおかげでしょうか。
置いたときにバランスがとれるように完全なL字にはしてありませんが、壁にも取り付けられるように一応は想定してあります。
キーケースで培ったものを駆使すればいろんなバージョンができそうなので、しばらく遊べそうです。
番外編
あまりに気に入りすぎたために登場です。
ナカオランプさんの花活けです。
出会いは昨年の12月、たまたま行ったショッピングモールの蚤の市でナカオランプさんが来ていたのがきっかけでした。
名前の通りメインはランプ(電灯)なんだと思うのですが、コースターや花活けなども売ってありどの商品も素晴らしい物です。素材がベニヤなのですが、細かく丁寧に加工してあっていい仕事してるな、…というかプロってすごいなと実感しました。
その時は、娘がワークショップをしたいということで花活けを作ったのですが、家に持って帰って実際に使うとこれまた素晴らしい。
一気に虜になりました。
そして、ホームページにのっている電灯の写真に心を奪われました。
息を飲むほど美しい、大げさかもしれませんがそんな感想でした。
心を動かせる物を作れるって素晴らしい。
是非、ホームページも覗いてみてほしいです。
そして、この度また来られるということで、ナカオランプさんに行ってきました。
玄関に3つ並べて飾りたい野望をかなえるべく、花活けとコースターを買い足してきました。
早速玄関に飾っていますが、すでにお気に入りの空間になっています。
いつかホームページのランプも買いたいと思うと同時に、ここまで加工できるようになりたいなと思った一日でした。
キーケース3
キーケース第3弾です。
順番は、ベニヤの後になるので3番目になります。
ベニヤに触発されていろいろな素材のキーケースを作りたくなって買ってきた材料です。
あまり詳しいことはわかりませんが、ファルカタと呼ばれる材料です。
やたら軽いです。
ぱっと見、よくできているのですが、前回ベニヤだったせいか何か物足りません。
模様が少ないので印象が薄く、物が軽いせいもあると思うのですがすごいスカスカで薄っぺらい印象をうけました。
側面も特に特徴がなく、あたりさわりなく小さくまとまっている感じがします。
感動するポイントがありませんでした。
正直なところあまり好きではありませんが、妻はこれが一番いいと言っていました。
こればかりは好みの問題なので、とやかく言いませんが。
一番最初にこの素材で作っていれば案外気に入っていたかもしれませんが、順番が悪すぎました。
ぼろくそに言っていますが、この素材を活かしきれなかった自分が悪いのです、材料は悪くありません。
軽量にできますし加工しやすいので、この木の特徴を活かした何か作りたいと思います。
ビスケースくらいでしょうか。
キーケース2
この前ベニヤで作成したキーケースを紹介しましたが、今回もキーケースです。
作成したのは前回のキーケースより前になります。
時系列でいうとこれは2代目になります、ベニヤは3代目です。
材質はヒノキで、セリアで購入しました。確か四万十川流域のヒノキだったような。
ヒノキの木目が美しかったので、最初は何をつくるか決めずに買ってきました。
奥がステイン+蜜蝋クリームで、手前が蜜蝋クリームのみです。
どちらも気に入っていますが、実際使用していたのは奥のステイン版キーケースを使用していました。ベニヤ版を作ってからは、出番はありません。
ステインは油性ではなく水性だからでしょうか、木目がぼやけた印象がします。せっかくのヒノキの木目の良さが出ていないような気がします。一方クリーム側は木目が強調され、木の表面もつややかになりました。
別の角度の写真です。
実はこれの前に2つほど失敗作がありました。1つは、鍵を取り付けるビスを打った時に下穴を開けていなかったために木が割れてしまったのと、完成後に100均の水性ニスを塗り乾燥させたのですが、濡れた手で触るとべたつくという失敗がありました。塗料のことをよく知らなかったためこんな失敗をしてしまいましたが、これを機に塗料について勉強をしてステインと蜜蝋クリームを買いました。このキーケースがステイン+蜜蝋クリームの最初の作品ということです。
話を戻しますが、このキーケースを使用してみていろいろと不満が出てきました。
まずは、板の厚さが厚いため結構ごついことです。
ベニヤのキーケースと比べると薄さが全然違います。
よく言えばがっしりしている、悪く言えばごつい。多少荒く使用しても大丈夫という点では優れているのかもしれませんが。
そして、キーケースの底がないためカギがくるくる回ってしまうということです。
鍵がブランコのようにぶらぶらしてしまうのです、これは結構気になりました。
ポケットの中でカギがケース飛び出したりするので落ち着かないというか…。
その辺の不満点を解消すべくベニヤ版を作成するわけです。
ベニヤ版と並べてみました。ちなみベニヤ版は2個目のやつです。
個人的にはベニヤ版が至高だと思っていますが、ヒノキはヒノキで別の趣があって好きですね。これは9㎜のヒノキなので5㎜くらいの板があれば、また作ってみたいと思います。趣味は木工ではありますが、趣味キーケース作りといっても過言ではありません。
今回はキーケース2ということで第3弾、4弾と続きます。
名刺入れ
YOUTUBEを見ていたところ、木で名刺入れを作っていたので作ってみました。
設計当初はフタも込みで考えていたのですが、今のレベルでは難しかったのでとりあえずフタなしになりました。
これは 2個目なのでフタの痕跡はありません。
材質はベニヤ板です。それを重ねてボンドで接着してあります。
名刺を抜く半円部分はきれいに作ることができました。
塗装はステイン+蜜蝋クリームです。今回も側面がお気に入りです、こだわりのポイントでもあります。
アップで撮るとガビガビですね…。
そして、今回もうひとつこだわったポイントは薄さです。
1個目はサイズが大きくなり、胸ポケットに入れるにはデカかったので実用性も重視しました。側面を5㎜以下にしてあります。
強度も考えるとこれぐらいの方が気兼ねなく使えるのではないでしょうか。かなりがっしりしています。
これはこれでシンプルで気に入っているのですが、逆さにすると名刺が落ちてしまうのでレザーでフタかベルトを着けてみようかと思います。
神棚
妻に神棚を作ってほしいと言われ作成しました。
ただ神棚なんてどう作ればいいか見当がつかなかったため、ネットで神棚の画像を探し我が家にしっくりくる作りやすそうなものをチョイスしました。
もともと別の用途で使われていた板(パイン材)だったため一部日焼けしています。側面と底の板が色が違うのはそのためです。その板をノコでそれぞれのサイズでカットし、サンドペーパーで表面を滑らかにしビスで止めてあります。横の棒は100均で買ってきて、ノミで溝を掘ってはめてあります。
いつもであればステイン+蜜蝋クリームが私の定番のスタイルなのですが、神棚にステインというのは少し気が引けたので蜜蝋クリームのみにしました。天然由来の成分なので、神様もきっと許してくださるでしょう。
ただ今回はこの蜜蝋クリームのみで正解だったと思います。もともとはそこまで木目が出ていなかったのですが、蜜蝋クリームを塗ることにより木目がはっきり出ました。塗りこめば塗り込むほど味わい深い雰囲気が出てきました。また蜜蝋クリームは匂いが好きなので磨いていてとても楽しかったです。
正直なところパイン材はベニヤ板と比べると加工が楽で、形を作るにあたって特に工夫もこだわりも入れていなかったのですが、私の低いテンションとは裏腹に妻は大変喜んでくれました。前回のベニヤのキーケースとかの方が、強いこだわりを持って作ってあるのですが妻の琴線には触れませんでした。
感性ってほんと人それぞれなんですね。
何はともあれ、今回の任務も無事終了でホッとしています。